BLOG・ オカリナのお稽古

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オカリナとひとくくりに言っても、サイズも音域も材質もメーカーもいろいろ。

「何を買ったらいいのか、わからない」

という声をよく耳にします。



そこで今回は、


主宰する教室やサークルの皆さんがご愛用のいくつかのオカリナをご紹介することで、はじめてのオカリナ選びのご参考になれば…と思いました。




★材質

〇 プラスティックのオカリナ

 丈夫 (落としても割れにくい)
 衛生的で管理しやすい (水洗いできる)
 価格が安価
 音(音質、音程)のバラつきが少なく安定した品質



最近では、プラスティック製のオカリナもかなり改良されて、楽器として十分という印象を持ちます。
なによりも、取扱いに不慣れなビギナー当初は、落としても割れにくいということが安心につながります。
また陶器のオカリナと違い、安定した品質での大量生産が可能なので、演奏しやすいということも大きな利点です。




〇 陶器のオカリナ

 プラスティックとはひと味違う、音色の深み、柔らかさ
 こだわりの製造過程(土、設計、焼成温度)が生むオンリーワンの吹奏感



優しく響くオカリナ…その醍醐味となると、やはり陶器のオカリナです。
多くの工房があり、それぞれが工夫やこだわりを持って製作されたオカリナは、プラスティック製品では味わえない質感と音色を有します。

ただ半面、落とすと割れます。
割れ方によっては修復も可能ですが、時には元に戻らないことも(; ;)
慎重な取扱いが必須です。

また演奏面でも手作りの製造過程ゆえの「癖」が出現する場合があります。

多いのがアルトC管に現れる、高音部の「カスレ」です。
この場合、「カスレ」を生じる高音域では、楽器を胸元に引き付けるようにして息の角度を調節するような対処が有効です。
Only oneの1本だけに、そうした「慣らし」?というか、自分なりの癖の克服も楽しい過程ではありますが、ビギナーの方にはハードルが高いともいえるでしょう。



★大きさ

オカリナには、ほぼ手のひらサイズの可愛らしいものから、支えるスタンドが必要な重たく大きなものまで、様々なサイズが存在します。

サイズの違いは『演奏可能な音域』の違いです。

大きくなるほど音域は下がり、低い音を鳴らすことができます。
反対に小さくなるほど音域が上がり、高音を鳴らすことができます。
どちらも、12穴のオカリナで演奏可能な音程は13音です。

一般的なアルトC管を例にとると、

♬ 
ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ


の13音になります。
もちろん半音も演奏可能です。


オカリナも他の管楽器などと同様に、

F管、G管などのほか、オーダーによるD管、Eb管・・・
など幅広く製作されています。


けれど、最初にお付き合いする楽器としては、断然一般的なアルトC管をお薦めします。

理由は音の配列がピアノの鍵盤と同じで、楽譜のままの演奏で、合奏ができること。
ピアノやギターなどとの合奏が容易です。

まずはアルトC管を、しっかり慣れるまで使い倒すことをお薦めします(^_-)-☆



★オカリナのご紹介


ここからは実際に教室やサークルで皆さんがお使いのオカリナから、「はじめてのオカリナ」にお薦めのいくつかをご紹介します。

ただし、私が吹いてみたことはないので、あくまでも演奏を聴いて、受ける印象である点をお断りしておきます。





〇 Ti Amo ニュースタンダード オカリナ T-NACWH アルトC 

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入門に最適な印象です。
重量も軽めで、サイズも若干小ぶりな感じです。
陶製ですので、若干演奏面でバラつきはあるようですが、比較的安定した品質で入手可能だと思います。
音質は柔らかイメージ。
比較的優しい息(弱めの息)で演奏できるようです。
価格も7000円~で入手可能です。
幅広い曲に対応可能です。




〇 オカリナ ポポロ スタンダードシリーズ アルトC

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こちらも入門に最適な印象です。
重量は軽め。
陶製ですが、比較的に演奏面のバラつきは少なめで、品質も安定しています。
比較的優しい息(弱めの息)で演奏できるようです。
価格も6000円~で入手可能です。
幅広い曲に対応可能です。



〇 オオサワオカリナ iシリーズ AC Single アルC AC-SI

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楽器としての完成度が高い印象を受けます。
入門用としても最適ですが、長く付き合える1本だと思います。
陶製で、品質の安定度は申し分なく、演奏面でのバラつきほぼないようです。
とても優しい(弱い)息で演奏できますので、特に高齢の方にもお勧めします。
価格は25000円~と少し値が張りますが、恩恵は高いようです。
音色は透明感のある柔らかな響きで、リラックス効果も抜群。




〇 アケタオカリーナ ソネット S-5C

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音がよく通るように思います。
右手小穴の位置が独特なので、低音域での押さえ方も上記3本とは異なります。
サイズは小ぶりですが、サイズの割に重量感を感じます。
品質は丁寧に作られた印象で、演奏面での音のバラつきも気になりません。
高音域も楽に鳴るようです。
演奏に必要な息は普通レベル。
価格は8000円~とビギナーにとっては、お求めやすい設定。


〇 TNG オカリナ  [ シングル / 12穴 / アルト/C調/赤土/AC ]


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こちらも入門から長く愛用できる1本だと思います。
陶製で楽器の安定度は高く、所持されている方の楽器は若干高音域で胸元に引き付けるようですが、演奏面でのバラつきは多分ほぼ気にならないと思います。
演奏に必要な息は普通~若干強めかなぁ…という印象を受けます。
音質はソリスト向け?…
とにかく綺麗に良く響きます。
価格は7000円~。



〇 水無月オカリナ スタンダード アルトC管 

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入門用としてどうかは、不明です💦
ただ、音質は素晴らしいです。
必要な息も、弱い息用~強い息用まで数タイプ揃っていて、自分の求める響きを追求するのには最適だと思います。
所持されている方のオカリナは、強い息用ですが、優しく耳障りの良い響きが心地よい逸品です。
価格は16500円~。



〇 AnonスタンダードAC管 

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こちらも入門から長く愛用できるオカリナだと思います。
陶製で音のバラつきもほぼ気にならないレベルで、品質は高いと思います。
演奏する息は普通レベル。
音質は温かみのある柔らかな響きですが、よく音が通ります。
価格は10000円~。





数本ですが、はじめてのオカリナ選びのご参考までに、印象レビューしてみました。

お役に立てば幸いです(^^♪


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