今日はレッスンから思い立ち、
ソロ演奏時の楽譜記載のアーティキュレーションの扱いに関して、私見を書いてみます。
ちょっと堅苦しい回になるかも知れません💦
お許しください。
音楽のジャンルや、教室単位、指導される方の方針など、
譜面の読み方やアーティキュレーションに関して、
様々な捉え方があることを否定するものではありません。
以下はあくまでもポピュラー・ミュージックに関しての、
私見であることをご理解くださいm(_ _)m

アーティキュレーションとは、何ぞや…?
オカリナの曲集などでも、皆さんにはお馴染みですよね。
では、楽譜って何でしょう?
音楽を記号、文字、数字などを用いて、一定の約束(記譜法)のもとに可視的に表記したもの。今日ではヨーロッパ起源の五線譜が国際的にも広く使われているが、これをもってしても楽曲のすべての要素を正確に記すことは不可能であり、楽譜どおりに演奏すれば事足れりというものではない。演奏に際して、楽譜の解釈ということが重んじられるのもそのためである。
出典: コトバンク『日本大百科全書(ニッポニカ)「楽譜」の解説』より
楽譜は作曲者が演奏者と内容を共有するために記した、
楽曲の外観スケッチのようなものです。
そして、ここでいう「記号」が主にアーティキュレーションに当たります。
楽譜に記載されているアーティキュレーションは、
その楽譜を書いたり編集された方の、
アレンジ意図や演奏イメージが本(もと)になります。
ということは…
♬
作曲者の意図したことではないかも知れない!
♬
これが重要なポイントです。
音楽の理解は、基本的に演奏者(表現者)の表現方針といえます。
原則的に自由であって、
おそらくは、「正しい」とか「間違った」理解という概念は、
介入するべきではないのだと思います。
地球上には多くのアーティストによる、
数多の楽曲のカヴァーが存在しますよね。
それぞれ特徴があって楽しいのは、
「それぞれにオリジナリティーがあるから」
ではないでしょうか。
アーティストによって、
原曲に近いニュアンスのものから、
飛躍したアレンジの作品まで、
千差万別です。
となると、楽譜に起こしたとき、
そこに付加されるアーティキュレーションも
様々なバリエーションを持つことになります。
ということは…
オリジナリティー(自分らしい演奏)を考えるとき、
アーティキュレーションの捉え方が大切
ということになります。
ポピュラー・ミュージックにおいて、
「こうでなくてはならない!」
という絶対的なルールは存在しません。
自由でいいんです(^^♪
自分の好きに演奏を楽しむことが趣味の醍醐味ですよね。
音楽業界で長年制作畑にいて、いろいろな作品制作に携わりました。
作曲が依頼~完成へ、アレンジが施され、レコーディングが行われ、マスタリング(映像系ではMA)という作業が終了すると、作品が店頭に並んだり、メディアに露出するようになります。
作曲終了段階の譜面には、
まずアーティキュレーションの記載はありません。
アレンジが施されたスコアや、
マスターリズムといわれる簡易スコアになって、
はじめて様々なアーティキュレーションが追加されます。
理由は、合奏上(アンサンブル上)、不可欠な指針だからです。
同時に、作業時間が効率的に短縮され、
スタジオ料金などの制作コストオーバーの予防に直結します。
これらの作業を経ながら、
オリジナリティーが形成されて行きます。
え~と…
収拾がつかないまま、長くなってしまいました💦
すみません。
オカリナを演奏してみて、
「このスラーは無いほうがいいと思うんだけど…」
というような感覚になったことはありませんか?
そういう時は、ご自分の感性を信じて突き進んでください(^_-)-☆
不要と感じるアーティキュレーションは、
遠慮なく外して演奏みてしてください。
せっかく音楽を演奏するのですから、
自分なりの感覚を大切に、
オリジナリティーある演奏を目指されることを、私は推奨します。
ただね…
最後に…
とは言っても、
スラーやスタッカートといったアーティキュレーションを表現できる技術は
日々の基本練習で反復して習得しておかれることは大切です。
より柔軟に演奏の幅が広がりますから♬
一貯前に語ってしまいましたが、
私も日々刻々と動きが鈍るように感じる指の滑らかさを念じつつ、
基本練習は続けたいと思う次第です💦
最後に
前回ご紹介した『花はどこへ行った』の異色カヴァーとして、
Earth Wind & Fireのカヴァーをリンクして、本日は終わりたいと思います。
時間が許せば、聴きくらべてみてください。
ね…
自由で楽しそうですよね!
ソロ演奏時の楽譜記載のアーティキュレーションの扱いに関して、私見を書いてみます。
ちょっと堅苦しい回になるかも知れません💦
お許しください。
音楽のジャンルや、教室単位、指導される方の方針など、
譜面の読み方やアーティキュレーションに関して、
様々な捉え方があることを否定するものではありません。
以下はあくまでもポピュラー・ミュージックに関しての、
私見であることをご理解くださいm(_ _)m

アーティキュレーションとは、何ぞや…?
アーティキュレーション(articulation)とは、音楽の演奏技法において、音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などを区分すること。
フレーズより短い単位で使われることが多い。強弱法、スラー、スタッカート、レガートなどの記号やそれによる表現のことを指すこともある。アーティキュレーションの付けかたによって音のつながりに異なる意味を与え、異なる表現をすることができる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
オカリナの曲集などでも、皆さんにはお馴染みですよね。
では、楽譜って何でしょう?
音楽を記号、文字、数字などを用いて、一定の約束(記譜法)のもとに可視的に表記したもの。今日ではヨーロッパ起源の五線譜が国際的にも広く使われているが、これをもってしても楽曲のすべての要素を正確に記すことは不可能であり、楽譜どおりに演奏すれば事足れりというものではない。演奏に際して、楽譜の解釈ということが重んじられるのもそのためである。
出典: コトバンク『日本大百科全書(ニッポニカ)「楽譜」の解説』より
楽譜は作曲者が演奏者と内容を共有するために記した、
楽曲の外観スケッチのようなものです。
そして、ここでいう「記号」が主にアーティキュレーションに当たります。
楽譜に記載されているアーティキュレーションは、
その楽譜を書いたり編集された方の、
アレンジ意図や演奏イメージが本(もと)になります。
ということは…
♬
作曲者の意図したことではないかも知れない!
♬
これが重要なポイントです。
音楽の理解は、基本的に演奏者(表現者)の表現方針といえます。
原則的に自由であって、
おそらくは、「正しい」とか「間違った」理解という概念は、
介入するべきではないのだと思います。
地球上には多くのアーティストによる、
数多の楽曲のカヴァーが存在しますよね。
それぞれ特徴があって楽しいのは、
「それぞれにオリジナリティーがあるから」
ではないでしょうか。
アーティストによって、
原曲に近いニュアンスのものから、
飛躍したアレンジの作品まで、
千差万別です。
となると、楽譜に起こしたとき、
そこに付加されるアーティキュレーションも
様々なバリエーションを持つことになります。
ということは…
オリジナリティー(自分らしい演奏)を考えるとき、
アーティキュレーションの捉え方が大切
ということになります。
ポピュラー・ミュージックにおいて、
「こうでなくてはならない!」
という絶対的なルールは存在しません。
自由でいいんです(^^♪
自分の好きに演奏を楽しむことが趣味の醍醐味ですよね。
音楽業界で長年制作畑にいて、いろいろな作品制作に携わりました。
作曲が依頼~完成へ、アレンジが施され、レコーディングが行われ、マスタリング(映像系ではMA)という作業が終了すると、作品が店頭に並んだり、メディアに露出するようになります。
作曲終了段階の譜面には、
まずアーティキュレーションの記載はありません。
アレンジが施されたスコアや、
マスターリズムといわれる簡易スコアになって、
はじめて様々なアーティキュレーションが追加されます。
理由は、合奏上(アンサンブル上)、不可欠な指針だからです。
同時に、作業時間が効率的に短縮され、
スタジオ料金などの制作コストオーバーの予防に直結します。
これらの作業を経ながら、
オリジナリティーが形成されて行きます。
え~と…
収拾がつかないまま、長くなってしまいました💦
すみません。
オカリナを演奏してみて、
「このスラーは無いほうがいいと思うんだけど…」
というような感覚になったことはありませんか?
そういう時は、ご自分の感性を信じて突き進んでください(^_-)-☆
不要と感じるアーティキュレーションは、
遠慮なく外して演奏みてしてください。
せっかく音楽を演奏するのですから、
自分なりの感覚を大切に、
オリジナリティーある演奏を目指されることを、私は推奨します。
ただね…
最後に…
とは言っても、
スラーやスタッカートといったアーティキュレーションを表現できる技術は
日々の基本練習で反復して習得しておかれることは大切です。
より柔軟に演奏の幅が広がりますから♬
一貯前に語ってしまいましたが、
私も日々刻々と動きが鈍るように感じる指の滑らかさを念じつつ、
基本練習は続けたいと思う次第です💦
最後に
前回ご紹介した『花はどこへ行った』の異色カヴァーとして、
Earth Wind & Fireのカヴァーをリンクして、本日は終わりたいと思います。
時間が許せば、聴きくらべてみてください。
ね…
自由で楽しそうですよね!