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演奏をちょっとおしゃれに、


リズムフェイクにチャレンジ編も4回目。


最終回を迎えました👏



今回は装飾音を加えて、ほんの少し音程(ピッチ)変化をつけてみましょう。


いつかメロディーフェイク編に加えて、


経過音の使い方もお話ししてみたいと思います。


が、今回は、

出来るだけメロディーライン以外の音(ピッチ)を加えない、

清々しいメロディーフェイクの方法をご紹介するのが趣旨ですので、

軽~い装飾音までにとどめます。

けれど…、

本来のメロディーフェイクというものは、

そうしたものなのだと思います。





【4】アプローチノート


今回ご紹介する装飾音ですが、次に来るメロディーの音に対して、上下使う音程と入れる場所が決まっています。


これをアプローチノートといいます。


譜例3
e




譜例3の赤丸で囲んだ音が、アプローチノートになります。




♬アプローチノートの使い方♬



(1) 弱拍(裏拍)箇所に入れる

(2) メロディーに対して半音程下、もしくは全音程上の音を使用する


この2点です。




実際の演奏のポイントとしては、

弱拍箇所であることを狙って加えているのですから、

弱拍を意識して、音を軽く短めに!。

ということが大切です。



これみよがしにしっかり鳴らしてしまうと、ただ重たくてメロディーラインの邪魔にしかなりません。

注意しましょう(^^♪



参考音源とすると、こんな感じ♬





いかがですか?


前回お話したリズムフェイクに加えてみました。


ちょっとおしゃれ度がアップした感じでしょ(笑)




ただしむ、とても重要な注意点が、ひとつあります。



それは…


やりすぎない!!


ことです。




まれに使うからおしゃれなわけで、

出過ぎは鬱陶しいだけです。

気をつけましょうね。



譜例4

f



上の譜例4は、Aura Leeのワンコーラスの譜面です。

ピアノの伴奏音源をリンクしておきますので、

いままでリズムフェイク~アプローチノートを加えたフレーズまで、

いろいろお試し練習にご利用ください。






以上、サクッとでしたが、メロディーフェイクについてお話しました。

皆様のオカリナライフのお役に立てれば幸いです。

楽しみましょうね(^_-)-☆



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