BLOG・ オカリナのお稽古

オカリナのことや、伊豆の山での日常を綴っていきます。 --オカリナの小部屋-- https://www.okinakobo.com/

新しい曲の練習に入る時には、 「楽器を置いて、まず楽譜を階名で歌いましょう♪」




新しい譜面を見て
すぐに楽器で演奏することを初見演奏といいます。
ですが初見演奏には、
短い時間で『楽譜の内容を正確に読み取るスキル』が必要です。



ここでいう『楽譜の内容を正確に読み取るスキル』とは、
『メロディーを初見で歌わせる演奏が出来るスキル』ということを意味します。


これはかなりハードルの高いスキルで、備わるには経験を要します。




初見演奏なんてしないから…♬
と思っていても、
この曲が吹きたい!



どれどれ…と、



手に入れた楽譜を広げて、吹いてみた(^^♪
ということでは、
ほぼ初見演奏をしているのと変わりありません(笑)



なので…



「まず楽器を置いて、楽譜を階名で歌うことからはじめましょう♪」




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これを階名唱といいます。




口で歌えないものを
満足に演奏することはなかなか困難ですからね。




〇 何拍子の曲(編曲)なのか?
〇 何調の曲なのか? #や♭の位置は?
〇 転調は?
〇 曲のテンポは? 速いのか、バラードなのか…
〇 曲の入り方は? 何拍目から演奏をはじめるのか?


まず最低ここまでを確認します。




〇 次のステップは、
無理のないテンポにメトロノームをセットして、
階名で歌います。




歌詞をド・レ・ミ・ファ・ソ…にして歌いましょう。
#や♭は目で確認しながら、歌は階名だけで構いません。


ただし、正確なリズムと音程を意識して歌うことがポイントです。
そうしないと、どんな曲だかわかりませんからね(^^;



調性(スケール)についてはいずれ取り上げようと思いますが、
#や♭は調号といい、何調かといった調性によって付く数も音も順番も決まっています。
その他、臨時記号として他の音に付加される場合もあります。



慣れるまでは#や♭(調号)のつく音を色ペンでマーキングするのも手ですが、
それを習慣にしてしまうと、
マーキングに頼りがちになり
調性の認知感覚が甘くなってマイナスです。
なるべく早期に調号のマーキングからは卒業するようにしましょう。



〇 曲が十分に頭に入るまで、何度も歌ってください。


 このとき、
「ここ難しそうだな」とか
「ここのリズムがちょっと不得意かも」
などといった要注意ポイントがあれば
チェック(※)しておくようにしましょう。


〇 以上を十分納得出来たら、やっと楽器を手に演奏します。


​歌っている時にチェック(※)した要注意ポイントを、
まず何度も練習するようにします。 最初は十分演奏に余裕が出来るまでテンポを落として、焦らずゆっくり。 慣れてきたら、次第にテンポを通常に戻していくようにします。


〇 ここでやっと曲を最初から演奏します。




ここまでが『楽譜を読む』という作業です。



やることや段階が多いでしょう?


けれど、ぜひ実践して習慣にしてください♪
演奏のステップが少し楽に上げられますよ☆



※ちょっと難しいけど、一応補足(^^;
階名唱にはドを各調の主音として歌う〈移動ド唱法〉,
ドレミ……をハ音上に固定させて事実上音名として歌う〈固定ド唱法〉
があります。

将来的に階名唱としては、調性に準じた〈移動ド唱法〉を目指していくことをお薦めしますが、
当初は一般的なドレミ……の位置の音名で歌う〈固定ド唱法〉で十分です。