BLOG・ オカリナのお稽古

オカリナのことや、伊豆の山での日常を綴っていきます。 --オカリナの小部屋-- https://www.okinakobo.com/

オカリナという楽器のピッチ(音程)は、『運指』だけでは保てません。

吹き口から吹き込む『息のスピード』と『運指』が連携して、楽器のピッチ(音程)を形成します。

ここでは『息のスピード』についてお話しします。





運指表に従って、下のA(ラ)から順に指穴を開けていくと、
音階が吹けるはず…。



けれどオカリナはピッチ(音程)によって、
必要とする息のスピード(強さ)は一定ではありません。



ピッチ(音程)が上がるにしたがって、
だんだん息のスピードを上げていかないと、正確な音階にはなりません。


ROSOKU.jpeg



○息のスピード

バースデーケーキに立てたキャンドルを、吹き消すシーンを思い描いてください。



遅い息=ロウソクの炎が微かに揺れるイメージの息=暖かい息
ho…と、腹式呼吸で息の量を一定に保ちながらゆっくりと送り込むように。

速い息=ロウソクの炎を一気に吹き消すイメージの息=冷たい息
Tu…と、息を勢いよく吹き付けるように。



○息のスピードと音階


低音(ラ)..............中音(ソ)............高音(ファ)
遅い息→→→→→→→→→→→→→速い息



どのくらいずつ強めていったら良いか? 



それは楽器によっても異なりますが、
自分の楽器に合った息のスピードコントロールを
どれだけ上手くできるかが、大切なポイントです。

息のスピードをコントロールするためには、
しっかりと息が吸えている(蓄えられている)ことが必要です。
そのためにも腹式呼吸が重要になります。

〇吹いてみましょう

チューニングメーターを用意してください。
お持ちでない方は楽器店で購入するか、スマートフォンをお持ちでしたら無料アプリが便利です。


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必ずチューニングメーターで音程を確認しながら行いましょう。



1. チューニングメーターに合うように、元音(G=ソ)を鳴らします。
そのままロウソクの炎を吹き消すイメージで、
次第に息のスピードをあげてみてください。


ピッチ(音程)が上昇(高くなる)することを確認してください。



2. チューニングメーターに合うように、元音(G=ソ)を鳴らします。
そのままロウソクの炎をなるべく揺らさないようにするイメージで、
息のスピードを落としてみてください。


ピッチ(音程)が下がる(低くなる)ことを確認してください。



息の加減によって、音程がかなり変化しますよね♪

非常にファジー(?)なのがお分かりいただけると思います。



したがって、
常にチューニングメーターを使って音程をチェックすることは、
オカリナを練習する上でとても大切です。

ピアノなどと比べると、ちょっと面倒かもしれませね💦

けれどそうした面倒な練習を重ねていくと、
正確なピッチ感覚を養うことにつながります。



『ローマは一日にして成らず』です。
がんばりましょうね(^_-)-☆