オカリナはご承知の通り、息を吹き込むことから演奏がはじまります。
オカリナばかりではなく、「吹く」楽器に共通した『はじめの一歩』ですね。
余裕を持って演奏するためには、それに見合った十分な息を吸い込むことが不可欠です。
オカリナばかりではなく、「吹く」楽器に共通した『はじめの一歩』ですね。
余裕を持って演奏するためには、それに見合った十分な息を吸い込むことが不可欠です。
息の量が不足すると、伸ばしている音が揺れたり、ピッチ(音程)が下がるなどのパフォーマンス低下に直結します。
しっかりとしたブレスを確保しましょう。
レッスンやサークル指導のなかで、ブレスの浅い方をよく見かけます。
共通点…?といえるかどうかは断言できませんが、
楽譜を追いかけることに気を取られすぎてしまって、ブレスへの意識が疎かになりがち…といった印象を受けます。
幸か不幸かブレス(呼吸)に関して、人は忘れてしまうことはないので、浅いブレスであっても頻度を上げて凌ぐことが出来ます。
通常の生活であれば、多少息苦しいことがあるかも知れませんが、影響はそれ程でもないのかも知れません。
しかしながら楽器演奏という観点からは、常に安定して十分なブレスをとることが理想です。
そこでブレスの浅い方には、
『ブレス前に延ばしている音符が譜面表記より短くなっても構わないから、たっぷり十分なブレスをとることを優先するよう』
お伝えしています。
また後日お話ししたいと思いますが、「譜面どおりに演奏すること」は、その作品の正しい音楽表現にはあたりません。
「楽譜」はあくまでも、作品を人に伝達するためのツールであって、それ以上でも、それ以下でもありません。
『楽譜を読み解いて、そこから解釈したニュアンスを演奏表現する』
それが音楽だと思います。
したがって、楽譜の表記よりも延ばす音が短くなったからといって、演奏レベルの低下には当たらないのでご安心くださいね。
from (https://imaginationyoga.wordpress.com/2014/04/23/one-big-breath/)
楽器を演奏する時に必要な呼吸方法は、腹式呼吸だというのが一般的です。
腹式呼吸に関しては、このブログでも以前取り上げたので割愛しますが、ベットに入って眠っているときの呼吸が腹式呼吸だといわれています。
これは起きていても体験することが可能です。
方法は、
〇 ベットに仰向けに寝る
〇 おなかに手を置く
〇 体の力を抜く
〇 静かに時を過ごす
おなかに置いた手が、呼吸に合わせてゆっくり上下するようになると思います。
♬ 充分なブレスを得るための、効果的なトレーニング方法 ♬
今回は、管楽器を含めた「吹く」楽器に共通した、ブレスの有名なトレーニングをご紹介します。
このトレーニングを日常的に積み重ねることで、たっぷりと深いブレスを自然に行えるようになります。
時計を見ながら、ぜひ実践してくださいね。
〇 4秒間かけて、すべての息を口から吐き切ります
〇 8秒間かけて、息をいっぱいに吸い込みます。
〇 16秒間かけて、すべての息を口から吐き切ります。
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